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Cathedral window
美しいロマンス
美しいカテドラルウィンドウのキルトを仕上げるためには、キルティングが大切です。 カテドラルウィンドウのキルトを作るテクニックは、これまで世界に3つほどありましたが、折って縫って繋いだカテドラルウィンドウは、とても厚く重くキルティングが出来ない状態でした。また三層であるキルト条件からも離れてしまいます。そこで10数年前より自分で研究を続け、7つのテクニックを新たに考え作り上げました。これらの作り方により思いどおりのカテドラルウィンドウキルトを作ることができました。
配色によって花が咲いたような模様や日本の七宝文様、教会のウィンドウなど、それはとても華やかで美しいキルトになります。 私はカテドラルウィンドウを、綺麗に早く仕上げたいと思い研究を重ね、これまでたくさんのキルトや小物を完成させてきました。
Journey to beautiful romance
美しいロマンスへの旅
「大聖堂の窓 カテドラルウィンドウ」は、1900 年代半ば頃には人気のキルト パターンになりました。
この頃、バージニア州生まれのキルター Ila Patton に関する米国議会図書館の記事があります。「 対照的な正方形の生地が縫い目に挿入され、連動する曲線のデザインが生まれます。「大聖堂の窓」はキルティングを必要とせず、これは多くのキルター、特に視力が悪い人や動きが制限されている人にとっては有利であると考えられています。
この文様は”円のつながり”や”縁のつながり”に由来するもので、人と人との関係が無限につながっていく、
また子孫繁栄で家が大きくなっていく、という意味が込められているといいます。 つながりが四方に伸びていくことから、”しほう”が”しっぽう”になって、七つの宝と掛け合わせたのではないかとも言われています。この文様が生まれた背景には、遣唐使の廃止(894・寛平6年)を一つの契機として、日本の文化が唐様(中国から伝来したもの)から、独自の和様に変化したことと大きく関わりがあると言われています。中でも、上流階級が着用する装束の変化は、国風化を象徴するものであり、それは唐を真似た衣装から、男子は束帯に、女子は十二単へと変わったことにも見て取れるようです。
中国では七宝のことを琺瑯(拼音: fàláng; 日本語音写例:ファーラァン)と呼び、イスラム圏との交流が盛んであった元時代(1271 - 1368年)の頃から製造されるようになり、中国渡来の品が日本にも入ってくるようになったと考えられています。
そんな歴史を持つカテドラルウィンドウのパターンですが、オリジナルな作り方を11年間研究してきた結果、生みだしたテクニックでたくさんの作品を作ってきました。
ミシンでかんたん・早い・楽しいカテドラルウィンドウの新しい縫い方(テクニック2)を使っていただければ嬉しいです。
キルターから愛されるパターンのひとつでありながら作るのは非常に時間がかかる、と言うイメージのカテドラルウィンドウ。11年間をかけて完成したテクニックで、かんたんに早く縫うことができ、デザインの展開も楽しいものになりました。是非チャレンジして欲しいパターンです。
小さな小物から大きなキルトまで作れるのは何より楽しみです.
I am very happy to sew everything from small accessories to large Quilts.